3月14日(金) (画像はクリックすると拡大します)
さすがに前日は9時には寝ていたので今日は朝早くから目が覚めた。最初に目が覚めたのが3時半くらい。外の様子が気になって窓をあけて空を眺める。満天の星空でとても綺麗だった。でもまだ真っ暗で日の出までは時間があるのでまた眠った。次に目が覚めたのが5時15分位。この日の日の出は5時半くらい。窓の外をみると少し明るくなっていた。日の出をどこかで見たいのだけど、この日は却下された。(笑) 仕方ないのでまたちょっとゴロゴロしていたのだけど、目が覚めてしまった。窓の外はだいぶ明るくなってきて、鳥達がいっぱいきていた。なんだか外の様子が気になって仕方ない。すっかり目も覚めてしまったのだけど、運転手さんはなかなか起きる様子がない。仕方ないので一人で庭に出てみることにする。リスの為に持ってきたくるみを少しと、白鳥のために昨日コンビニで買っておいたパンを少しもって庭にでてみた。
私は鳥の名前には詳しくないのでよくわからないのだけど、庭にはいろいろな種類の鳥たちがたくさんやってきていた。パンをちぎってあげるといっぱい集まってくる。凄くおもしろくてしばらくそんなことをして遊んでいた。
表の道路に出てみると遠くに「砂湯」の看板が見える。あれは駐車場のところの看板だ。昨日車で通った時は、砂湯からはだいぶ走ったように思えたのだけど、こうして見てみるとそんなに遠くに見えない。私は凄く恐がりなので一人ではちょっと恐いのだけど・・・・「何が恐いか?」ってきっと不思議に思う人もいるだろうけど、何だかわからない物が恐いんです。(笑) でも何かを見たことがある訳ではないのだけど・・・・想像力がとっても豊かなのでこんな時にいろいろな想像が頭を巡り、木から何かが出てきそうな気がしたり、道から何かが生まれてきそうな気がしたりするんです。(爆)
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遠くに見えるのが砂湯の看板 |
どうしよう???道路の真ん中に立ち砂湯の看板を見つめながらしばらく悩む。(笑) えぇ〜い!退屈だし思い切って行ってしまおう!看板に向かって歩きだす。日の出時間は過ぎているのだけど、この辺りは森に囲まれているのでまだちょっと薄ぐらい。やっぱり恐いので道路の真ん中を歩く。時々走ってみたり、早足で歩いてみたり、鳥が木を揺らすカサカサという音にびっくりして立ち止まったり、抜き足差し足忍び足みたいにそおぉ〜っと歩いてみたり・・・・。誰かに見られていたらきっと凄くコッケイな様子だったことでしょう。(笑) 鳥の泣き声を聞いたり、鳥達を眺めたりしながら気を紛らわしなんとか砂湯に到着。すごく長く感じたけれど、実際にはだいたい20分くらいかな?
砂湯についた頃、ちょうど森の向こうから太陽が昇ってくる時間に遭遇した。高いところから眺める日の出も素敵だけど、こんな風に森の中で木の間からだんだんとオレンジ色の光が差し込んでくる様子はまた違う魅力です。何か自然の神秘を感じる瞬間でもあります。あまりにも綺麗なのでしばらくその場に立ち尽くしてしまった。
日が差し込んでくると湖畔はほんのりとピンク色に染まり、湖面には太陽の光がキラキラとあたり、正面の山が一段と輝きだした。ほんのわずかな時間の間に、刻々と表情が変わっていく。朝のこの時間が一番感動的な景色を眺められる時間なのかもしれない。
明るくなってくると白鳥がどんどん飛来してきた。ここについた時には数羽の白鳥しかいなかったけど、あっという間に30羽くらいになっていた。持ってきていたパンをちぎってあげてみる。この時間にいた白鳥達は、控えめ?なのか水の中からは出てこない。水面に投げてあげた餌はちゃんと食べるけど、陸に投げてもそこまでは取りに来ない。ギリギリのところに投げると首をめいっぱい伸ばして食べる様子が面白かった。
それにしても寒い。白鳥に夢中になっていた時はそうでもなかったのだけど、我にかえって?(笑)みると体がかなり冷えていた。暖かいものが飲みたい。しかしお金を持ってきていないことに気がついた。(笑) が〜ん・・・白鳥のパンは忘れなかったのに、自分のことはあんまり考えてなかったようだ。(笑) 仕方ないので、砂湯の温泉に手だけつかってちょっとだけ暖まる。
30分くらいはここで遊んでいたかなぁ〜あまりにも寒いのでそろそろ宿に戻ることにする。帰り道、砂湯の駐車場の裏の方で鹿の群れを発見!20頭くらいはいただろうか?私の存在に気がつくとみんな一斉にこっちを向いて立ち止まっている。私もじっと立ち止まってまるでにらめっこ状態。(笑) でもカメラを動かした時に、一斉に逃げてしまった。
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鹿の群を発見 |
帰り道は明るくなっていたのであまり恐くなかったです。(笑) 帰る途中でも何度も鹿を目撃した。朝のこの時間は人もほとんどいないし、鹿たちも安心して道路に近い所にも来ているようです。
ぱぴりおさんは、道路からちょっとだけ奥まったところに建っていて、森に囲まれた佇まいです。庭にも木がたくさんあるので、とても雰囲気がいいです。私が宿に帰ってきた時に、庭先の木の上で念願のエゾリスを発見した。2匹のリスが木の上で追いかけっこをしている。しばらくそんな様子を楽しく眺めていた。リスの動きってなんだかとってもかわいいんです!胡桃を3個ほど投げてみたけど・・・・あたり前だけど、雪に埋もれてしまった。あれってちゃんと探し出せたかなぁ〜。まっ、春までには見つけられるでしょう。(笑)
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ガストホフぱぴりお |
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エゾリスだってわかる?(笑) |
部屋に戻ると運転手さんも起きていた。朝の出来事を一通り報告する。寒い中こんなに冷えきってまで白鳥に餌をやりに行ったことを呆れられる。(笑) いいもんいいもん!何て言われたっていいんだもん!楽しいのだから。(笑) でもかなり寒いので、温泉に入って暖まることにした。朝も貸切のお風呂だった。冷え切った体にはこの温泉が一段と気持ちがいい。体の芯までしみ込んでいくようだった。昨日の夜は暗くて見えなかったけど、お風呂の外には森が見える。なんでも露天風呂には鹿がお湯を飲みにやってくることもあるらしい。
宿の朝食は8時からです。大きな窓に囲まれた食堂に行くと窓の外が凄いことになっていた。食堂の外はテラスになっていて、餌台が作ってあります。朝食の時間に合わせてそこで餌をあげているんです。鳥たちがいっぱいきている。そしてそして楽しみにしていたエゾリスも姿を見せてくれた。
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食堂の向こうは鳥達がいっぱい |
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エゾリスもやってくる |
ぱぴりおさんの朝食はこんなメニューです。牛乳、スクランブルエック、ベーコン、じゃがいも、野菜のソテー、パン、デザート、コーヒーまたは紅茶。どれもとても美味しかったです。特にこのベーコンが美味しい!食後のコーヒーはひきたてでとっても美味しかったそうです。私はおこちゃまだからコーヒーが飲めないけど・・・(笑)
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この写真ではバナナだけ2人分です(笑) |
しかしエゾリスの動きが気になって落ち着いて食事を出来ない私。(笑) だって目を離すとリスがくるんだもん!写真を取るのに夢中でなかなか食事が進まなくて、「子供じゃないんだから、先にご飯をたべなさい。」と運転手さんに何度も怒られる始末。(笑) しかも私がリスに夢中になってる間に私のデザートにはバナナがてんこ盛りに。運転手さんはバナナが嫌いだから・・・・(笑) 私もそんなに好きじゃないのだけど・・・。
エゾリスの動きってとってもかわいいの!慣れているとはいえ、警戒しながらくるからその動きは余計にコッケイ!ずっと見ていても飽きないくらいです。動きが速いのでなかなか写真に撮るのは難しい。それでも何枚か撮れたからよしとしよう。今回は胡桃を持っていたので、帰りに餌台の近くに10個ほど置いてきた。ちゃんと気がついてくれたかなぁ〜。
ぱぴりおさんではチェックアウトの時に記念の写真を撮ってくれます。オープンからずっと続けているそうで、そんな写真は大事に保管されているそうです。チェックアウトの時にオーナー夫妻とも少しお話をしました。とても気さくで感じがいい方たちで、是非ともまた訪れたいと思いました。出発する時も寒い中ずっとお見送りして頂いてとても嬉しかったです。
今日はまず「砂湯」に向かいます。私はすでに朝の散歩で行ってきたのだけど、運転手さんにも白鳥を見せたいしね。車だとやっぱり近かった。(笑) 到着したのが9時少し過ぎ、すでに観光バスが2台止まっていた。でもちょうど出発するところだったようでタイミングがよかったようです。この時間には凄い数の白鳥がいた。100羽くらいはいるんじゃないかな?
またまたパンをもって湖へ向かう。すると・・・白鳥がどんどん近づいてくる。恐い・・・・なんかみんな凄く飢えている。っていうか餌をもらえるのが判っているんだね。一瞬にして白鳥に囲まれて恐怖のあまり1回目は断念逃げ出してしまった。(笑) 朝の白鳥さんはみんな控えめだったのに・・・。私は、餌やリが大好きなんだけど、実は動物は恐いんです。(笑) 程々の距離をおいて見ているのが好きなんだよねぇ〜。今度はちょっと遠目のところからパンを投げてみる。最初はよかったのだけど、その内どんどん白鳥が向かってきてやっぱり恐い・・・。また逃げる。そんなことをしばらく繰り返していた、その様子は相当面白かったらしい。(笑)
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この時間には白鳥がいっぱい |
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山も湖もとても綺麗 |
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白鳥さんに餌やり中(笑) |
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日本一?(笑) |
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クレアートのソフト 400円 |
朝からとっても寒いのだけど、ここでソフトクリームを食べます。ちょっと気になっているソフトクリームがここにあるんです。「日本一美味しいソフト」というこんなでっかい看板もあるしね。(笑) クレアートのソフトです。400円とちょっと高いけど、ミルクの味が濃厚でもしつこくなくてとても美味しいソフトクリームでした。
今日はお天気がとってもいい。天気がいいとやっぱり景色は最高ですね。せっかくなので硫黄山まで行ってみることにした。屈斜路湖沿いを走るこの道は「クッシー街道」と呼ばれています。まっすぐな道でとても気持ちがいいです。天気がいいから山もとても綺麗ですね。硫黄山もとても綺麗に見えていた。硫黄山はちょっと遠めに見たほうがより綺麗かもしれない。
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クッシー街道 |
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硫黄山 |
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硫黄山の近くの景色 |
この時点で10時少し前。今日は天気もいいことだし、昨日よりも摩周湖が綺麗に見えるかもしれない。10時になれば昨日の夕方はすでに通行止めになっていた道も通れるし、摩周湖まではそれほど遠くない。やっぱり今日も摩周湖に行ってみることにする。川湯から摩周湖に向かう道ってなんだか好きな景色です。雪が積もった木がとっても美味しそう。(笑)
第三展望台に到着。でも展望台は雪の中・・・・・(笑) でもここで鹿が道路を横断していた。しばらくじっとにらめっこ。カメラを構えたら逃げてしまった。(笑) この辺りって鹿がとても多い場所のようです。第三展望台の摩周湖と反対の屈斜路湖側の景色もとても好き。塀ごしで写真はうまく撮れなかったのだけど、とても見晴らしがいい景色です。
さらに第一展望台方面へ向かう。第三展望台から第一展望台へ向かう道はとても好きな道のひとつです。前方にはど〜んと開けた景色が広がり、天気がよければ阿寒岳も見える。カーブが続くので車はなかなか停められないのがとても残念な場所です。
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屈斜路湖側を望む |
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第一展望台へ向かう道から |
第一展望台に到着。すでにバスもたくさん停まっていた。今日はホントにいいお天気です。摩周湖の景色もそれはそれは素晴らしかった。湖面がすっかり凍っているので、白い湖と青い空のコントラストが美しい。やっぱりもう一度きてみてよかった。摩周湖は昨日とはまた違った表情を見せていた。私は今回が4回目。運転手さんは6回目らしいけど、2人ともいつも晴れている摩周湖を見ています。これってよくないんだっけ?(笑)
次の目的地は「美幌峠」です。摩周湖からは40分くらいで到着した。ここにも夏とはまったく違う景色が広がっていた。でも何度きても眺めがいい場所です。峠に到着した時は少し雲っていたけれど、綺麗な景色をみることができた。
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美幌峠で買った揚げ芋
美味しいよぉ〜 |
次の目的地は「常呂」です。網走でガソリンを入れたいというので、まずは網走に向かう。昨日着いた時はあいにくの空模様だったけど、今日は違う。女満別近辺の景色もとてもいい感じです。美幌峠から30分あまりで網走に着いたけど、ガソリンはどこもレギュラーは108円。他では105円が今回見た中では安いので網走で入れるのはやめて常呂に向かう。
網走湖もすっかり凍っていて、わかさぎ釣りのテントが所々で見える。網走湖のまわりの景色もとても好きな風景でした。
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網走湖 |
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今日は常呂でお昼を食べます。目指すお店は「レストハウスところ」です。国道238号沿いなのでわかりやすい場所にお店はあります。お店に到着したのが13時半くらい。駐車場にはたくさんの車が停まっている。店内にもたくさんのお客さんがいた。今日は平日だし、地元の人にも人気があるようです。ここの「ホタテづくし」が一度食べて見たかったのです。この時期は牡蠣が旬のようですが、両方は食べれないし・・・・。運転手さんはどっちも嫌いなので、こんな時は半分っこできないのがとても悲しい。私は「ほたてづくし定食」と決めていたので、運転手さんには自分が食べたいものを食べてもらうことにする。運転手さんが最初に選んだメニューは「かつ丼」だった。・・・・まっ、いいんだけどねぇ〜(笑) 何もこんなところでかつ丼を頼まなくてもと思っているとやっぱりイクラ丼定食にするらしい。うんうん、私はそっちの方が賛成だなぁ〜(笑)
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レストハウスところ |
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ほたてづくし定食 1600円 |
しばらくすると料理が運ばれてきた。す・す・すご〜〜い!噂には聞いていたけれど、「ほたてづくし定食」って凄いボリュームですね。しかも美味しそう!ホタテは大好きなのでどれもとてもうれしいメニューばかりだった。ホタテが一番美味しい時期は、5月〜1月くらいらしいから、この時はその旬からは外れているのだけど、それでもとっても美味しかったです。ボリュームも満点で普通の人にはちょっと多いかもしれません。ちょっと大食いの私でも全部を食べきるのはちょっと大変。ご飯を半分と、ポテトサラダとかは運転手さんに食べてもらった。
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いくら丼定食 1200円 |
これは「いくら丼定食」です。いくらはちょっと塩味が強めだったけど、美味しかったです。ボリュームも満点でイクラもたっぷり乗っていた。
お店のHPには「ホタテ料理」は5月から1月までとなっています。メニューにもそう書いてあったけど、3月でも食べれました。今は1年中食べれるようですね。もちろん旬に食べればもっと美味しいと思いますが・・・・今度はそんな時期に食べてみたいですね。こちらのお店はメニューがとても豊富です。名物料理でもある、ホタテ料理、牡蠣料理、ホッキ貝料理はもちろん、お寿司もあるし、丼物、カレー、ラーメン、そば、うどん、スパゲティーなどまで種類もたいへん豊富です。
大好きなホタテをたらふく食べて大満足のお昼になりました。しかし外に出てみてびっくり。凄い吹雪になっていた。(笑) さっきまでは晴れていたんだけど・・・。一応写真も撮ってみたけど、これじゃあよくわからないかな?
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外はいきなり吹雪きに・・・ |
ここで給油することにした。常呂のホクレンのスタンドがレギュラー105円。今回の旅行で走っていたエリアでは105円が一番安かったかな?セルフだったら101円とか102円とかもありました。給油を済ませ出発する頃には雪はほとんどやんでいた。空もどんどん明るくなってきていた。その後は天気も回復して、青空が戻ってきた。ずっと吹雪はイヤだけど、一時の吹雪体験ならちょっと楽しいかも?(笑)
サロマ湖沿いを更に北に進む。サロマ湖って凄く広いですねぇ〜。景色が綺麗な場所で車を停めながら北を目指す。
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サロマ湖 |
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ピラオロ展望台 |
今日の宿泊地は層雲峡です。本当は湧別から上川を目指す予定だった。でもここまで来たら紋別の流氷の様子が妙に気になる。(笑) そんな話をしていると、運転手さんが「やっぱり紋別まで行こう!」と言い出した。運転手さんがそういうのなら、私にとっては願ったり叶ったりだけど・・・・。今日はすでに時間も押してるし、層雲峡につくのが確実に夜になるけど・・・。でもやっぱり誘惑?には勝てず、紋別まで行っちゃいました。(笑)
国道238号には雪はほとんどなくがんがん飛ばせる。(笑) 途中遅い車に捕まってイライラする。しかしうまく抜け道を見つけ快調に飛ばす。(笑) ガリンコステーションに着いたのが15時50分くらい。ガリンコ号の最終便の出発に間に合った。船には乗らないけれど、ガリンコ号をお見送りする。湾内にも氷がいっぱいあって、ガリガリしてる様子も見れて大満足です。今度はこの船にも乗りたいなぁ〜。
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ガリンコ号 |
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このスクリューの威力が凄いそう |
ここまで来たのだからやっぱり「流氷岬」へ。でも場所が地図に載っていない。(笑) 紋別まで来る予定でなかったからちゃんと調べてこなかったのよねぇ〜。確か前に調べた時は、少し北側にあったような・・・・。とりあえず北に走ってみたけど、それらしき看板も見当たらなかった。仕方ないからそこの「オムサロ原生花園」でUターンして戻ろうと入ってみるとそこが「流氷岬」だった。(笑) ラッキー!ちゃんと到着できました。でもでもここに来てホントによかった!だってだって流氷が凄いことになっているんだもん!先日できた流氷山脈がまだ残っていたんです。自然の力の凄さを改めて感じた瞬間でした。流氷って凄いです!
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流氷の上でバンザイしてみました(笑) |
この流氷山脈ができたのは2月23日夜から24日にかけて。道立オホーツク流氷科学センターによると、風や潮に押されて、流氷が折り重なるように盛り上がる現象はよく見られるが、これほど巨大な山脈状になったのは1984年以来だそう。実に19年ぶりになるそうです。高いところでは約7メートル、長さは4キロにも及ぶらしい。こんな景色に遭遇できるなんて、やっぱり紋別まで走ってきて本当によかったです。欲を言えばもう少し明るい時間に到着できるともっと綺麗だったかなぁ〜。
今日の目的地まではまだまだ距離がある。辺りは暗くなってきているので先を急ぐことにする。国道273号を上川方面へ向かう。交通量はそれほど多くないのでがんがん飛ばす。(笑) 途中で遅い車につかまってなかなか抜かせない。やっと抜かせたのに私がトイレに行きたくなった。道の駅「たきのうえ」に寄ってもらう。せっかく抜かせたのにごめんなさい。(笑) 凄く立派なトイレが貸切だった。道の駅ってホントにありがたいですね。でも誰もいなくて恐い・・・。あまりの恐さにあわてて用をたす。誰もいないんだから、男用に入ってもよかったのね。(笑) 誰もいないトイレってみんなは恐くないのかなぁ?
浮島トンネルの手前で雪がたくさん降ってきた。カーブも続く道だし夜の雪道はちょっと恐い。ここまでは夏とそれほど変わらない道が多かったので、ぜんぜん問題なく走行できたのだけど・・・。すっかり辺りは暗くなっているし、道も少しだけ凍っている。私はけっこう恐かった。でも後で聞いたら運転手さんはそれほど恐くなかったらしい。
浮島トンネルを抜けると雪は止んでいた。層雲峡とは反対方向だけど、上川の町にラーメンを食べに向かう。上川町は「ラーメン日本一」を名乗る町。大雪山から湧き出る美味しい水で麺を打ち、スープを作る。これが「ラーメンが日本一美味しい町」と自慢できる理由だそうです。また上川町はジャンプの原田選手の出身地でもあります。駅にあった地図には、原田選手のご実家までご丁寧に案内されていた。運転手さんの希望でご実家も見に行ったんだけど・・・(笑) 商店街の旗もこんな感じ。ラーメンと原田選手二色って感じ?(笑)
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原田選手のご実家の場所 |
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商店街の旗 |
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こんなのもあったよ |
第一希望の「あさひ食堂」は残念ながら閉まっていた。第二希望の「しばやま」に行く。お店は結構混んでいた。味噌チャーシューメンとラーメンとミニ豚丼セットのしょうゆ味を注文する。しょうゆラーメンはとてもあっさりとしたお味で水が美味しいからこそ出せるスープの味というのがよくわかる。味噌ラーメンは芳醇な味噌の香りとピリカラのアクセントがとても美味しい。体が芯から暖まる感じです。どちらも美味しいラーメンでした。豚丼は帯広の豚丼とは違って、いわゆる牛丼のお肉が豚肉になった感じ?で普通に美味しかったです。
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「しばやま」さん |
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味噌チャーシューメン
850円 |
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ラーメンとミニ豚丼セットのしょうゆ味
850円 |
今夜の宿、層雲峡へ向かう。上川から層雲峡への道は夜はかなりアイスバーンになっていることが多いらしい。その辺はかなり心配。確かに凍っているところはあったけれど、意外と大丈夫でした。上川から20分くらいで到着した。ここでハプニング発生。ナビに今夜の宿をセットしておいたのだけど・・・・とんでもない場所に案内される。ホテル名でセットしたのに、ナビはどこに案内したかったのか??そこは不思議な場所だった。(笑) 安易にナビを信用してもだめらしい。(笑) 時間もだいぶ遅くなったので、先に「氷瀑まつり」を見ることにする。
「氷瀑まつり」の会場は道路から階段を降りたところにあるのだけど、この階段が相当恐い。もうツルツルで手すりを持たないと私はとっても降りられない。会場内もどこもツルツルで歩くのが大変。私にはかなり苦手な場所だった。(笑) 夜はライトアップしてあるから幻想的でなかなか綺麗です。
やっぱり夜はかなり冷え込みます。この時期だから厳冬の頃に比べればまだいい方なんだろうなぁ〜。かなり寒かったです。ライトアップマニアのぺこちゃんも早々に帰りたがった程。だって滑って恐いんだもん。(笑) 北国のKさんによると「内地の人をすぐに見分けられるポイントらしい。だって悲鳴あげてるから・・・」って私のことですかぁ〜(笑) 結局30分くらいで退散した。今度はナビに頼らず地図を見ながらホテルを探す。なんださっき通ってたじゃん!凄く簡単なところにホテルはあった。(笑)
今夜の宿は「層雲峡国際ホテル」です。外観はまあまあ綺麗だけど、なんで「国際」なんだろう???(笑) 夕食ナシのプランがあったから選んだホテルだけど、まあ普通の温泉ホテルです。1泊朝食付で4500円也。チェックインして早速温泉へ。大浴場はなかなか広くて気持ちがよかったです。でも露天風呂が使えなかった。なんでもポンプの故障だとか?が〜ん・・・雪見の露天風呂が楽しみだったのに・・・・。温泉で暖まって布団の上でゴロゴロしていたらすぐに眠くなってしまった。この日も早々にご就寝。
2日目終り。 |
2日目走行距離386.2km 累計走行距離572.2km |