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3月13日(木) (画像はクリックすると拡大します)

待ちに待った冬の北海道旅行が始まります。心配したお天気も予報ではまずまずの様子。網走の流氷もいっぱいあるようだし、北ではどんな冬景色が待っているのかなぁ〜。ワクワクとドキドキが合わさった変な興奮感を覚えながら女満別空港に向けて出発した。

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襟裳岬 日高山脈


しばらくすると上空から襟裳岬が見えてきた。空から見える日高山脈もとても綺麗です。あぁ〜雪が積もった山ってやっぱり素敵。北海道の上空にさしかかるとやっぱり実感が沸いてくる。襟裳岬付近ではあんなに晴れていた空も女満別に近づくにつれて怪しい空模様に・・・。だれか雪男さんか雪女さんが同乗してるのだろうか?(笑) 女満別空港に着いた頃は小雪が舞うあいにくのお天気だった。女満別空港では観光案内所で無料の牛乳がもらえます。みなさんも忘れずにもらいましょう。

今回の北海道はスキー以外では初めての冬の旅行です。しかも冬のドライブもあまり経験がありません。運転手さんはスキーの時に何度か運転した程度で、本格的な雪道運転はあまりありません。それなのに・・・予定ではすでに爆走の予感・・・(笑) レンタカーは4WDの車を借りることにした。いろいろ調べた結果、オリックスレンタカーの「北海道限定ウインター4WDキャンペーン」がお得だったのでこれを利用することにした。今回は値段が安い「コルト」を選択した。乗り捨て料も入れて4日間で24150円也。

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女満別空港に到着 今回借りたシルバーのコルト


レンタカーを借りてまずは網走に向けて出発。今日の最初の目的は流氷砕氷船「おーろら号」への乗船です。11時の便を予約してるけど・・・なんか間に合わないかも?飛行機がちょっと遅れたからなぁ〜。まっ、とりあえず向かってみよう。網走に向かって走っているとだんだんと空が明るくなってきた。やったぁ〜やっぱり晴れ女のパワーが届いてきたのかもしれない。(笑) 網走市街に入ったあたりで11時10分前。やっぱり間に合いそうにないので、おーろらターミナルに電話してみた。今日は次の便も十分に余裕があるので、間に合わなければ次の便でも大丈夫とのこと。あぁ〜よかった。とりあえず乗船場まで行ってみた。11時はちょっとだけ過ぎていたけど、まだ船に乗り込んでいる人もいた。でも慌しいのもイヤなので次の船にして、11時の便のお見送りをした。

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おーろら号 いってらっしゃ〜〜い

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網走湾の流氷


湾内には流氷がいっぱいあった。初めてみる流氷になんだか感激。(笑)
次の便は12時30分発。それまでの間に「能取岬」に行ってみることにする。おーろらターミナルからは30分くらいかな?「能取岬」には海一面が埋め尽くされた流氷の景色が広がっていた。

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能取岬に向かう道 能取岬


さて次はおーろら号への乗船です。しかし・・・ここ数日、流氷が有り過ぎて、沖には出れないらしい。湾内をぐるぐるまわる航路になっていた。でも料金は半額の1500円也。流氷がないよりはいいけど、なんだか複雑な気持ち。(笑) 船に乗り込んでまだちょっと時間があったので、船内をちょっと探険。しらばくするといよいよ出港の時間になった。お友達のMさんによれば、おーろら号では1階のデッキが一番お奨めとのことだったので、ちょっと寒かったけど、1階デッキでまずは場所の確保。この頃には空もだいぶ明るくなってきていた。

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おーろら号から かもめがいっぱい

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いよいよガリガリします 迫力満点! 流氷に感動


しばらく進むと流氷をガリガリしだした。おぉ〜凄い迫力!もう海に落ちそうなくらい身を乗り出して見物。(笑) 凄くおもしろ〜い!流氷が厚過ぎると言っていたけど、砕いた氷がひっくり返ったりするとよく見える。ホントに大きく厚い氷が見える。氷の壁にぶつかる時は船が大きく揺れたりもするのだけど、それがまたとっても面白い。湾内航路だけでも十分に面白かった。沖にでたらもっと面白いのだろうなぁ〜。ちょっと残念だけど、特等席確保でおーろら号を十分に満喫できた。あぁ〜楽しかった。

船に乗っている間は夢中になっていたからぜんぜん平気だったのだけれど、降りたらとっても寒かった。(笑) 暖かいものが飲みたくてターミナル内をうろうろしていたら「おーろら焼き」を発見!とーぜんこれは買うでしょう。(笑) いわゆる今川焼きで、中にクリームが入っている。これがとっても美味しい。中のクリームが程よい甘さでとても美味しいのです。半分運転手さんにあげたら凄く気に入ったらしく、もう一個買いに行っていたくらい。(笑)

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おーろら焼き


このおーろら焼きを売っていたお店で前から気になっていたお菓子も発見!「すがの商店」の生どら焼きとチーズ小僧です。実は翌日に食いしん坊お得意の、通り道を装ってまわり道をしようかと思っていたお店なんです。(笑) 聞いていた値段よりも20円くらい高いようなのだけど、明日の時間は読みにくいのでここで買ってしまうことにした。この生どら焼きがとっても美味しい!お奨めのお菓子です。

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生どら

たっぷりの生クリームとミックスされた小倉アンがとても美味しい。
しっとりとした皮も軽い食感で全体のバランスもgood!とても美味しい。



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ダチョウの卵入り生どら焼き

その名も「オホーツクリッチ」というのがかなり笑える。
普通の生どらよりもよりしっとりとコクがある皮で味が濃い。
こちらもとても美味しいです。



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チーズ小僧

パイ生地の内側に粒あん、その中にチーズが丸ごと入っている。
ちょっと珍しいお味。普通に美味しいけどちょっともそもそする食感。



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網走駅前にあったかまくら


次は駅好きの運転手さんの希望で「網走駅」へ。駅前にはかまくらも作ってあった。やっぱりこうゆう物が見れるのって嬉しいですよね。(笑) 網走で昼食をと何件か候補も挙げていたのだけど、おーろら号も次の便になったし、時間がだいぶおしている。冬は日も短いし、ゆっくりご飯を食べていると摩周湖に到着する時間がちょっと心配。お昼はコンビニのおにぎりで我慢して先を急ぐことにした。

次は「北浜駅」へ。ここはオホーツク海に最も近い駅。駅の向こうはすぐに海です。駅舎は喫茶店になっていて、ここの食べ物も美味しいらしい。そしてこの駅舎内には、「北海道依存症」さん達の貼り付けエリアがあるんです。私もKさんにもらった「北海道グルメ依存症」のステッカーを貼ってお仲間に入れて頂いた。(笑)

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北浜駅 北海道依存症エリア?(笑)


駅のとなりは展望台になっていて眺めがとてもいい。ちょうど列車がくる時間がせまっていて、カメラを構えている人が一人いた。私もマネッコして隣りでパチリ。

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線路のすぐそばにはオホーツク海


海の近くにも行ってみた。ホントはいけないのだけど、ちょっとだけ流氷の上にも乗ってみた。なんだかとてもうれしい。ここに積もっていた雪は、雪の結晶がそのまま積もった感じの雪で太陽の光に当たってキラキラ輝いていてとても綺麗だった。

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北浜駅のすぐそばの海 雪の結晶がそのまま積もっていて綺麗


しばらく海岸線を走った後、小清水から川湯方面に向かう。この辺りから見える景色が変わってきた。遠くには山が見える一面の雪景色。うわぁ〜こんな景色が見たかったんです!凄く綺麗!あっという間に雪景色の虜になってしまった。何でもない場所だけど、何度も車を停めてもらって写真を撮る。やっぱり道草が多いと言われる。(笑)

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素敵な雪景色


次の目的地は「摩周湖」です。川湯温泉方面から第三展望台に続く道が一番近い。しかしこの道は、冬季間は10時から16時のみの通行なんです。急いで行ったのだけど・・・16時3分くらいにはすでに通行止めになったいた。やっぱり道草は程ほどにすればよかったとちょっと後悔。(笑) 仕方ないので遠まわりの道で第一展望台に向かう。この日の摩周湖は凍っていて一面真っ白だった。夏とはまったく違う表情を見せていた。冬の摩周湖もとっても綺麗です。

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摩周湖

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夕陽


摩周湖からの帰り道、ちょうど夕陽タイムと重なり、雲がちょっと厚いけどちょっと綺麗な景色をみることができた。今夜の夕飯は、川湯温泉駅にある「オーチャードグラス」の予定です。18時までの営業なので間に合うのか心配だったけど、これなら何とか大丈夫そう。第三展望台から川湯に向かう道が通れるととっても近いのだけど・・またまた遠まわりでさっき来た道を川湯まで戻る。17時少し前お店に到着した。お店にはお客さんは誰もいなかった。ビーフシチュー、オムレツサンド、ミックスピザを注文する。

030313-112.JPG オムレツサンド 600円

ふわふわに焼かれた卵がたっぷり入った
ボリューム満点のサンドイッチ
パンも卵もとても美味しい

030313-113.JPG ミックスピザ 850円

カリッとクリスピーなピザ生地に
とろ〜りとたっぷりのチーズが乗っている。

これも噂どおりとても美味しい。

030313-114.JPG ビーフシチュー 1350円

トロトロに煮込まれた柔らかいお肉がとても美味しい。
じっくり手間ひまかけて作られています。

030313-116.JPG ソフトクリーム 250円

牛乳のお味がとても濃厚。
でもさっぱりとしている美味しいソフトです。



どれもボリューム満点!しかもとっても美味しい。お昼はコンビニのおにぎりで我慢していたので、運転手さんはお腹がとっても空いていたらしい。どれも大好きな食べ物ばかりだったので、喜んでいっぱい食べてくれた。ご参考までに、普通の人は2人でこの3品はちょっと多いと思います・・・(笑) 

オーチャードグラスを出たのが18時ちょうど位。あたりはすっかり暗くなっていた。今夜の宿は屈斜路湖畔にある「ガストホフぱぴりお」さんです。川湯温泉街を抜けて宿に向かう。温泉街はライトアップしていて綺麗だった。「ガストホフぱぴりお」さんは砂湯の近くのある森の中に立つ素敵なお宿です。HPにもあるように、お料理もとても美味しいそうです。ホントはこちらのお料理にもとても興味があったのだけど、なんせうちの運転手さんは好き嫌いが多いので・・・・・。今回は夕食はナシのプランでお願いしておいた。1泊朝食付で1人5700円也。夕食はフルコースのお料理が出されるそうで夕食を食べる場合は、プラス2500円になります。

とても温厚そうなご主人に向かえられてチェックイン。2階のツインルームに案内された。建物も部屋も素敵な作りでリラックスできそうな感じです。こちらの宿には毎日エゾリスもやってくるそうです。今回、このエゾリスに逢うのがとっても楽しみなんです。明日の朝はちゃんと来てくれるかなぁ〜。

今夜は私たちの他には1組しか泊まっていないようで、もう一組はちょうど夕食を食べていた。私達は早速温泉い入ることにする。お風呂もとても広いです。男女別の大きなお風呂がある。どれくらいの広さかなぁ〜。脱衣場が4〜5畳くらいで洗面台がついている。洗濯機もおいてあるのがうれしいところ。洗い場はシャワー台が3組あって、浴槽は3畳分くらいかな。男女別でそれぞれ外には露天風呂もあった。温泉もとても気持ちがいい!なんか肌がツルツルすべすべするんです。温泉についての説明は宿のHPに詳しく案内されています。

広いお風呂が貸切で使えたのでなんだかとても贅沢な気分。ゆっくりとお風呂につかり体がぽっかぽか。温泉にはいると体が芯から暖まりますよね。部屋に戻ってもずっと暑くて暑くて・・・・半袖でもOKなくらい。(笑)

このお宿は床暖房になっています。足元からポカポカされるのって気持ちがいいですよね。ベットの上でごろごろしていると凄く眠い・・・・。温泉に入ったから余計に眠くなります。それに朝も早かったからやっぱり疲れているんですね。運転手さんは8時くらいにはイビキをかいて寝ていました。(笑) 私も睡魔に勝てず・・・・9時くらいには寝てしまったようです。早過ぎ?(笑)


1日目終わり
1日目走行距離186km



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