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根室といえば「納沙布岬」。日本最東端にある岬で、日本一早い日の出が見れる場所で有名です。せっかくなので納沙布岬で日の出と思い、３時少し前に起きてみた。しかし窓の外は霧が立ちこめている。この天気では日の出は期待できないので出発は７時頃にしてもう少し寝ることにした。
ＡＭ６：３０。2日目スタート。まずは腹ごしらえ。タイエーへ。こちらの名物は「やきとり弁当」。道南では有名な函館にある「ハセガワストア」のやきとり弁当はご存知の方も多いはず。ハセガワストアよりノウハウを伝授してもらってのいわゆる暖簾わけだそうです。私は函館のお店は見たことがないから比べられないけれど、外観も内装もそっくりだそうです。根室市内にはこのタイエーが結構たくさんありました。
注文を受けてから調理してくれるがうれしいところ。やきとり弁当の小３８０円を購入。あつあつが美味しそうだったので車の中で早速食べました。とっても美味しい！やきとりってなってますが、このお肉は豚さんです。（笑）
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腹ごしらえも済んで「納沙布岬」に出発。根室市から納沙布岬は車で２５分ほど。晴れていれば国後島を間近に望みとても景色がいいようです。しかし雲っていました。(笑) ざんね〜ん！
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納沙布岬までの行き帰りでおもしろい看板を発見。この土地特有の看板ですね。
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次の目的地は「尾岱沼」。今日はタイミングよく「えびまつり」が行われている。きっと楽しみにしていた「北海しまえび」も味わえるだろう。会場に着いたのが１０時２０分くらい。屋台がたくさんでていてかなり賑わってた。ちょうど舞台では「えびむすめ」さんの紹介をやっていた。これっていわゆる「ミスコン」の一種だろうけど、「えびむすめ」ってちょっと微妙な響き。(笑)
さすが「えびまつり」。えび！えび！えび！！とばかりにえびがいっぱい。なんだかうれしい！(笑) しかし運転手さんはえびが嫌い。こんな美味しいものが嫌いなんてなんて罰あたりな・・・(笑)。私が直ぐに食べる分だけ欲しかったのでお店のおばさんに相談。１０匹ほど売ってもらった。早速ベンチに腰掛けてお味見。美味しい！北海しまえびって味が濃くて美味しい。あっという間に１０匹平らげた。２０匹買ってもよかったかも？(笑)
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| えびむすめさん |
茹でた北海しまえび |
生の北海しまえび |
私が平らげた１０匹 |
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次の目的は「野付半島」。「尾岱沼」からは２０分くらい。このあたりから晴れ間ものぞいてきた。野付レストハウスに車をとめて「トドワラ」へ。せっかくここまできたので行ってみたけど・・・・遠い。途中で何度もくじけそうになった。(笑) しかも天気が回復してどんどん気温が上がってきた。２５分ほど歩いてやっと「トドワラ」に到着。おもしろい風景ですね。一回りして写真もいろいろ撮ってレストハウスへ。帰りも道のりは長かった。(笑)
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レストハウスについてソフトクリームを購入。車に乗って食べていると知らない人が車に近づいてきて窓をノックした。「コンコン」。う〜ん、だれだろう？と窓を開けてみると「ぺこちゃんですか？」と。あぁ〜〜〜まさか鬼さん？(笑) びっくり仰天。それは旭川に住む「気ままにドライブ・・・ＨＯＫＫＡＩＤＯ！」の管理人さんのくりてんさんだった。実はこの週末、くりてんさんも道東に行く予定があり、鬼ごっこの約束をしていたんです。「目印にくまちゃんを車の前後に置いて走ります」と約束はしていたものの、広い道東で特別に約束をした訳でもないのに、ホントに見つかるとは・・・鬼さんはよく発見しましたねぇ〜。さすがこちらの鬼さんは鼻がきくようです。(笑)
逢えたら楽しいので掲示板にヒントを出しながら走る予定だった。しかし1日目は携帯のバッテリーがなくなってしまって断念。2日目の朝にこの日の予定をお知らせしておいた。なんとこの日程が途中から鬼さんが予定している逆ルートだったらしい。予想では開陽台くらいで遭遇かな？と思っていたそうだけど、私たちの日程がかなり押していた。しかしこれがかえってばっちりのタイミングで遭遇できるチャンスを生んだ。よくよく聞いてみるとさっき行った「えびまつり」ですでにニアミスしてたらしい。(笑) 「尾岱沼」を出る時にこれから野付にむかいます。とお知らせしておいた。なんと鬼さんも同じ頃に船で野付を目指すことになっていたようです。こちらもあとでわかったことだけど、私がトドワラに着いたときに、なんとちょうどそのあたりに鬼さんはいたらしい。すごいニアミス！ん？なにか運命を感じる。(笑) 私たちがトドワラを観光してる間に、鬼さんは馬車でレストハウスに戻ってきていた。実はその馬車に私も乗ろうと思ったけれど、ちょっと散策している間においてかれてしまったのだった。(笑) これも運命？(笑)
仕方ないので歩いて戻ってくる間に、鬼さんはくまちゃんが乗ったレンタカーを発見！その場で張り込みしていたそうです。(笑) それにしてもびっくりですよね。特別待ち合わせした訳でもないのに、この広い道東でホントに巡りあえるなんて！記念に写真を一緒に撮った。でもなんだか緊張してしまって・・・うまく話せなかった気がする。(笑) 記念に持ってきていた「ぴちょんくん」の携帯ストラップをプレゼントした。ぴちょんはまだまだ知らない人も多いけれど、鬼さんは知っていてとても喜んでくれた。よかったよかった。お礼にと鬼さんは携帯につけていた「yosappy」のストラップをくれた。後で聞いた話だと緊張してしまって、手が震えてストラップがなかなかはずせなかったらしい。鬼さんありがとう。とても楽しいひと時でした。
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次の目的地は「開陽台」。地球が丸く見えることで有名な「開陽台」。３３０度のパノラマビューが楽しめます。この時点で12時20分くらい。やばり前半からすでにかなり押している。なんか私って道草が多いのかなぁ？(笑) 野付半島からは５０分ほどで到着。う〜ん見晴らしがいいですねぇ〜。
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次の目的地に向かう途中で牧草ロールが道路のすぐ側にある場所を発見。実はぺこちゃんにはちょっとした夢？があったのです。それは「牧草ロール」の上に乗ること。(笑) しかし間近で見る牧草ロールってかなり大きい。背が小さい、しかもお尻が重いぺこちゃんにはかなり難しい。仕方ないので牧草ロールにしがみついてる写真を撮影。(笑) そのあと交代して運転手さん。さすがに軽々乗ってしまった。でも運転手さんだけずる〜〜い！一度は諦めたけどやっぱり私も乗りたい。運転手さんになんとか引きづりあげてもらった。(笑) こうして私の夢も無事に叶った訳です。ちゃんちゃん！しかしひとつの夢が叶うと人間ってどうして欲が出てくるのだろう。さっきの牧草ロールはビニールをかぶっていた。「今度は生の牧草ロールに乗りたい」などと言い出す始末。この旅行中にそれは叶うのかなぁ？「生の牧草ロール」って言葉も変だけど・・・・(笑)
でもホントは勝手に乗ったりしてはいけないんですよね・・・・農家のみなさんごめんなさい。
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次の目的地は「裏摩周展望台」。「開陽台」からは３０分くらい。お天気もよくてとても綺麗な湖面が見えました。摩周湖ってとても神秘的な色をしている。一度泳いでみたいと思うのは私だけ？（笑） でも何かに吸い込まれそうな予感もかなりしますが・・・・・ってそんな想像をするのも私だけか？（笑）
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次の目的地は「神の子池」。「裏摩周展望台」からは１５分くらい。とても綺麗な水の色です。この透明な水色・・・・自然の神秘って感じですね。ここでも私は泳いでみたい・・・（笑）
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次の目的地は「９００草原」。しかしこの時点で午後３時を少し過ぎていた。今日は天気もいいし、ウトロでの夕陽にはかなり期待できる。ちょっと時間が心配なので「９００草原」は諦めて「多和平」へ向かう。「神の子池」から「多和平」までは３０分くらいで到着した。「多和平」は、日本最大級の公営牧場。360°の地平線が見渡せる広大な牧場です。
まずは羊さんのお出迎え。でも草をもくもくと食べている羊さんは肌色の丸い塊でちっともかわいくない。（笑）
口笛を吹いてもらうと一斉に顔をあげる。この動作がとてもかわいい〜。でもまた一瞬で下を向いてしまう。そんなことを何度か繰り返しシャッターチャンスを狙った。（笑） 遠くの方には牛さんもいっぱいいた。見晴らしがとてもいい広大な牧場ですね。さすが「ほっかいど〜〜」って感じが味わえる場所です。
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豆粒のような牛さん |
肌色の塊？（笑） |
かわいい黒いお顔 |
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展望台から降りてくるとさっきの羊さん達が柵のすぐ近くまできていた。触ってみるとモコモコふかふかしていてとても気持ちがいい。まさに「ウールッ！」って感じでした。くまちゃんも背中に載せて記念撮影。（笑）
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| 並んで行進？ |
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このモコモコ感がかわいいでしょ？(笑) |
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次の目的地は「羅臼」。この時点で４時半くらいになっていた。太陽もたいぶ傾いてきていた。今日のサンセットはウトロの「夕陽台」でとずっと前から決めていた。でもウトロまではまだまだ長い道のり。間に合うのかかなり心配になってきた。国道を走ると信号でロスが出やすいので、国道以外のまっすぐな道をかっ飛ばす。「ぺこなび」はなかなか優秀でいい感じで抜け道を探し出していった。途中「国後島」も姿を見せていた。
羅臼に到着したのが午後６時くらい。急いで「マックウス洞窟」だけ見に行った。光ゴケはちゃんと光っていました。
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ちょっとわかりにくいけど・・ |
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知床横断道路を進み「知床峠」へ。峠についたのが６時３５分。見事な夕陽が現れた。美しい！ここからの眺めも素晴らしく、このままセンセットと迎えようかと迷った。でもやっぱりセンセットはウトロの「夕陽台」でみたい。急いでウトロ方面へ下る。途中の眺めがまた素晴らしい。高さと角度を変え、いろいろな表情の太陽が見え隠れする。こんなに素晴らしい眺めは珍しいかもしれない。太陽と競争するように峠を下りウトロに到着。下り終えたあたりの海が見渡せる場所からの眺めもとても綺麗だった。
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急いで「夕陽台」へ向かう。到着したのが６時５０分。ギリギリ間に合いましたね。「夕陽台」では素晴らしい景色が待っていた。よかったここまで来て。大きな三脚を立てた人が何人かカメラを構えていた。それから数分間の美しいサンセットショーが繰り広げられた。
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太陽も沈みあたりも暗くなってきた。今夜の宿「民宿たんぽぽ」にむかう。民宿にはあまり泊まったことがないので、他と比べることができないけれど、おそらく普通の民宿だと思います。素泊まりで１人４０００円でした（１泊2食付６０００円）。でも温泉付なのがうれしいですね。温泉は建物とは別にお風呂だけの建物があって、２４時間好きな時に利用できます。
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今夜の食事は待望の「バフンウニ」です。この日は日曜日でお休みのお店も多かった。ウニが評判の「磯地」へ行った。「ウニクラ丼」と「海鮮弁当」を注文した。待つこと１５分あまり料理が運ばれてきた。まずは「ウニクラ丼」が運ばれてきた。あまりの豪華な具と美しいウニとイクラに「うわぁ〜、すごぉ〜〜い！」と声をあげてしまった。運んできた奥さんが笑っていた。（笑） 次に「海鮮弁当」。どちらもかなり豪華です。そしてとても美味しかった。私はもともとウニが苦手でした。でもそれはホントに美味しい新鮮なウニを食べていなかっただけのこと。小樽ではじめてウニを食べた時に美味しいウニは美味しいというあたり前のことに気がついた。（笑） ウトロのウニもとても美味しいです。とろ〜っとした食感がたまらない。生うには最高です！イクラは普通に美味しかった。
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| ウニクラ丼 ２０００円 |
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海鮮弁当 １６００円 |
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食事もおわり宿にもどる。温泉にゆっくりつかり早めに就寝。2日目終了。
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２日目 走行距離 ４７９．５ｋｍ 累計走行距離 ７８０ｋｍ
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